受付時間 9:00~19:00 定休日:日曜日

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施術中の場合は折返し致します

当院の脳梗塞リハビリ

脳梗塞リハビリの効果を高める
医療マッサージ、施術とは
通所リハビリや訪問リハビリを併用する事で、
日常生活動作の維持改善に努めます

脳梗塞医療マッサージの目的

痙縮改善

痙縮とは、筋肉が強く収縮して、手が曲ったままになったり、足がつま先立ちのようになったり、筋肉が突っ張ったりする状態の事です。手の指が曲がったままだと、手指が開かなくて清潔を保てなかったり、肘が曲がったままだと服を脱いだり着たりが困難になります。
下肢だと足首の関節が爪先立ちのように伸びきってしまって、歩くのが難しくなったり、装具が着けにくくなったりします。
もちろんのこと、手足が曲がったまま、突っ張ったままになるので、そのまま関節が固まってしまい手足が動き難くなったり、足の指が曲がったままになって体重をかけると痛みが生じるようになります。それによって手足が動かない事により、リハビリをしてもなかなか効果が出ない状態になります。当院では痙縮の程度に合わせた刺激を加え、筋肉の緊張を緩和させて、日常生活やリハビリをし易くします。

拘縮改善

拘縮とは麻痺や痙縮の結果、関節の動きが制限される事を言います。長い期間関節を動かさなかった結果に生じます。神経や筋肉の病気や怪我をした事により、皮膚や筋肉が縮こまったり、関節を構成する関節包や周辺の結合組織の柔軟性がなくなったり、関節の癒着や組織が縮んでしまったりして関節が制限されます。手の指が握ったまま動かない患者様や洋服の着脱や歩行が困難、股関節が開かなくてオムツ交換が難しい、車椅子の乗車ができないなどで困っている患者様からのご依頼が多く、当院ではこれらの改善を目的に施術を行っております。

※拘縮の治療は、骨折、腱の断裂、筋損傷などの事故が多いので注意が必要です。

随意運動の強化

麻痺は、手足が動かないだけでなく、手足が痺れて感覚がなかったり、手足の位置が分からない等、複雑な要因があって起きます。当院では皮膚の表在性感覚神経、関節周囲の深部感覚神経を刺激して脳を刺激すると同時に、FESやRFE(促通反復療法)などの反復刺激、反復運動、反射により脳の可塑性を促す事を目標とします。
これらの施術では間違った訓練により共同運動が強くなったり、筋緊張が強くなるなど、機能回復を阻害する神経回路が強化されてしまうので、手足の独立した運動を促すと同時に、当院では脳梗塞のリハビリを行うにあたって、表立って目立たない高次脳機能障害の存在を把握しながら施術を行なっております。

施術内容

痙縮

緊張が強い筋肉、緊張が弱い筋肉を狙って、適切な刺激の医療マッサージを行います。
手が握ったまま動かない、足首が伸びて爪先立ちしたようになった等、姿勢の異常がある患者様に対して、該当部位に最適な経穴(ツボ)を狙ってマッサージを行います。

拘縮

麻痺があって自分で手足を動かせないのであれば可動域訓練を行い、自分で手足を動かせるのであれば自動運動を中心に施術を行います。拘縮、痙縮共に症状が強い患者様には、最低でも週二回以上の施術を勧めています。

運動麻痺(片麻痺)の
機能訓練

FES(機能的電気刺激)、RFE(促通反復療法)を用いて反復刺激、反復運動、反射を利用した施術を行って、損傷した脳の機能を他の健全な脳の部位が代行する能力を高める施術を行います。ここで重要なのは、努力して手足を患者様自身で動かそうとする事と、同じ運動を繰り返して行う事です。症状によっては医療マッサージだけでなく、より直接、筋肉や神経を刺激するため鍼を使用する事もあります。

※以上の施術内容には適応や禁忌があり、患者様の症状や状態によっては施術内容の変更があります。